【Flutter/Dart①】Flutterを環境構築する

Flutterとは❓

モバイル、Web、デスクトップ アプリを一つのコードで開発
 ⇨ プログラミング言語:Dart

柔軟で豊かな表現可能
 ⇨ 豊富なWidget、Themaによる一括デザイン

素早い開発
 ⇨ ホットリロードにより、コードの変更が素早くアプリに反映される

クロスプラットフォーム開発が可能

Flutter 環境構築

① Flutter SDK のインストール

👇ブラウザの検索で”flutter.dev”と入力し、”Get started” をクリック

👇macの方は”macOS”を選択

👇.zipをインストールし、実行

👇ダウンロードしたflutterファイルを “Users/~/” に移動

②環境変数PATHの設定

👇Usersディレクトリに”.zshrc”があるので開く
 (⚠️拡張子ファイルが表示されていない場合は、『⬆︎ + command + . 』を同時に押す)

👇以下を記述し、『command + s』で保存

これでflutterコマンドが使用できるようになりました。
👇試しに以下を実行します。一番上の項目(Flutter)にチェックが入ってればOK

③Android Studio のダウンロード&インストール(VScodeをIDEに選ぶ人は不要)

👇”Install Android Studio”からAndroid Studioダウンロードページのリンクに飛ぶ

👇”Download Android Studio”をクリックし.dmgファイルをダウンロード

👇.dmgを起動

👇”Android Studio.app”を”Applications”にドラック&ドロップ

👇アプリケーションフォルダに”Android Studio.app”があるのが確認できる。ダブルクリックで実行。

👇初めてインストールした方は”Do not import settings”を選択し、OK

👇”NEXT”をクリック

👇初めてインストールされる方は”Standard”で良いでしょう

👇IDEのUIカラーが選択できます。(僕はDarculaです、中二病なので)

👇”Finish”をクリック

👇”Finish”をクリック

👇開発用IDE “Android Studio”がインストールできました。
 Flutterプラグインのインストールは”Configure”からできます。

④Flutter Plugin のインストール

👇”Preference”をクリック

👇”Plugins”からFlutter,、Dartをインストール

⑤Flutter projectの作成

👇 Flutterアプリケーションの作成していく

👇’ Flutter Application ‘ を選択

👇アプリケーションのPJT名や保存場所、SDK pathの設定です、今回はそのまま

👇’Package name’はurlを逆にした形がデフォルトのようです、そのままにします

👇flutter_appが起動しました

⑥Emulatorの設定(Android)

👇Androidのエミュレーターを作りましょう、’AVD Manager’をクリック

👇 ‘+ Create Vitual Device ‘をクリック

👇バーチャルデバイスを選択(今回はPixel 2を選択)

👇 ‘ Pie ‘をダウンロードし選択 Nextをクリック

👇バーチャルデバイスの詳細設定ができます。今回は特に触らずデフォルトのままで’Finish’をクリック

👇先ほど作ったバーチャルデバイスがリストの中にあることを確認し、”▶︎”をクリックし起動

👇ADV Managerがエラーを吐き出すので、’Debug’ボタンをクリックしてビルドし直す

👇赤枠のようにアプリが起動すればOK(これはデフォルトのアプリで+を押すと数字が増えます)

以上で、Android Studioを使ったAndroidエミュレータの起動が完了し、開発環境が整いました。

次はiOSアプリ開発環境を構築していこう。

⑦Emulatorの設定(Xcode)

👇まずiOS用のエミュレータをインストールします。
 macの方はAppStoreから’Xcode’を検索&入手をクリック
 ※このアプリは8.1GBもあってインストールにかなり時間がかかります

👇AndroidStudioを開き、’Open iOS Simulator’ を選択します(Xcodeが起動するまで待つ)

👇起動するとシミュレータが表示されます。この状態はまだmain.dartが実行されてないので、コードの内容がシミュレーターに反映されてません。’Debug’ボタンを押してビルドします

👇デフォルトのアプリが起動したかと思います。これでiOS側の開発環境も整いました。

以上で、AndroidとiOS両方の開発環境を構築することができました。

コマンド一覧

flutterのアプリ実行コマンドやテスト実行コマンドの一覧です。特にデバックモードで開発することも多いので、抑えておくといいと思います。

アプリの実行コマンド

$ flutter run -d all:-d(ターゲットデバイス指定) allで全てのデバイスをビルド、インストール、実行(iOS, Android同時にホットリロード)

$ flutter run –release : リリースモードで実行

$ flutter run –debug : デバッグモードで実行

$ flutter run −−no-sound-null-safety : Null Safety有効で実行(Null Safety非対応のパッケージでも実行可能にする)

Flutter Firebase「fatal error: module ‘cloud_firestore’ not found @import cloud_firestore;」が出た時の対処法

テストの実行コマンド

$ flutter test ; プロジェクト直下のtestディレクトリのユニットテスト実行

$ flutter drive : Flutterアプリのインテグレーションテスト実行
(ex. flutter dirive –target=test/xxx.dart)

CocoaPodsのインストール

✅ ライブラリ管理が簡単にできるツール
参考記事⇨【iOS開発】 CocoaPodsが何なのか〜導入までまとめ

Xcode, iOS SDKのアップデートを実施した後の対応(参考)

XcodeiOS SDKをアップデートすると、既存プロジェクトのビルドでエラーが発生することがよくある。その時の対応は以下をまずは試してみること。
👉こちらの記事にもiOSアプリに関するcacheの削除方法がまとめられています

✅ Cacheを削除

✅ Xocodeでプロジェクトを開き、”Shift + Command + K”でクリーンを実施する(下記の実効でも可)

✅ pod関係(Runner.xcodeproj)を更新する

✅ ビルドエラーの中で、Runner.appのループエラーが生じている場合
👉 Runner.app/Runner.app/… infinite cycle Xcode build failed

⇨Xcode: Targets Runner -> Build Phases -> Copy Bundle Resources.の中で”Runner.app”が存在する場合は削除し、$ flutter clean を再度実行

✅ sdkのインストールでエラーが生じた場合は、一度削除(Xcode→Runner[PROJECT]→Package Dependencies→選択肢マイナスをクリック)して再インストール(Xcode→File→Add Packages→検索[firebaseの場合はfirebase-ios-sdk])する

✅ iosフォルダを削除して再構築する

✅ XcodeのビルドでCocoapodsライブラリにパスを通す

ビルド設定はXcodeのPROJECT→Runner→Info→Configurationに記載があります。
こちらでビルド方法を確認します。

“Flutterを環境構築する”は以上になります、いかがだったでしょうか?
初めての方は慣れない作業で大変だったと思いますが、ここまでがアプリ開発の道のりの第一歩でありこれからコードの書き方について学んでいきます。

次回は”Dart文法”について触れていきます。Flutterでのアプリ開発はDart言語でコードを書く必要があるので、確実に押さえておきたい内容のみ記載しています👇

勉強を続けられる方はぜひ参考にしてくださいね!

今回はこの辺で、ばいばい👋