さあ、みんな大好きラズパイをセットアップしていこう!!!!🍇🥧
ラズパイって何?おいしいの?🤤って人にも分かりやすいよう最初から詳しく解説していきます。
って記事になっているはずです、正しい知識を身に付けてしっかり使いこなせるようにしていこう☝️
Contents
Raspberry Pi(ラズパイ)とは
コンピュータに必要な最低限の基幹部品を1枚の回路基盤に搭載した”シングルボードコンピュータ“です。簡単に言えば、ミニPCですね。
緑の回路基盤の上に、パソコンとして最低限の部品が搭載されています。
「Raspberry Pi 3 Model B+」を例に、ハードウェアとしてのラズベリーパイの機能を載せておきます。(※こちらの記事抜粋)
基本スペックは以下の通りです。
現在(2021/7)ではRaspberrry Pi4が最新モデルでラインナップは4GB/8GBの2モデル展開されているようです。
また、上記の基盤だけ買ってもPCとして使えないので、専用アクセサリが豊富に販売されています。
初心者の方は個別に買うと何を買ったらいいか分からないと思うので、スターターキットを買うのをオススメします。
アマゾンでスターターキットが1万円代から購入することができます。普通のPCとしても使用できるラズパイが1.5万円とは。。。すごい🥺
世界110カ国に2,000カ所ある子ども向けプログラミング教室「コーダー・ドージョー」(日本でも180道場ある)ではラズベリーパイを教材として使用しており、イギリスで1万カ所以上あるプログラミング部活動「コード・クラブ」でも用いられるなど、プログラミングは子どもたちにとても身近な「科目」になりつつあると言えます。
日本でも2020年から小学生がプログラミングが必修科目となり、ラズパイが使われるようになるのは時間の問題だと思います。(というか、もう使われている?)
僕はもう20代の後半だが、これからの若者がITの基礎知識を身につけ社会に出てくることを考えると、僕以上の世代がいつまでもアナログ人間なのはとても恥ずかしいですよね(笑)
せめてラズパイくらいは自分の子供に教えられるような大人になりたいですよね😎
前置きは長くなりましたが、早速ラズパイのセットアップをやっていこう!
RaspberryPi ImagerでmicroSDにUbuntuOSを書き込む
RaspherrtPi Imagerとは
Raspberry Pi公式でリリースされている、OSダウンロード・書き込みツール。
これまではOSインストールの作業は以下の2つの手順を踏んでいました。
- OSイメージをダウンロード
- balenaEtcher(メモリデバイスへOSを書き込むツール)などを使用してメモリデバイスへ書き込み
しかし、2020年3月現在にリリースされたRaspherrtPi Imagerはメモリデバイスのフォーマットや、手動ダウンロードしたイメージファイルの書き込みなどにも対応しており、これだけで今までの作業が完了できる超便利ツールとなっています。便利ツールはどんどん使っていこう!
RaspherryPi Imagerインストール〜UbuntuOS起動まで
まずはOSを書き込むMicroSDをSDカードに挿入し、SDカードをご自身のPCに差し込みます。
次にPC側の操作です。Imagerのインストールから始めていきます。
👇Raspberry Pi公式からRaspherryPi Imagerをインストールします。ご自身のPCのOSに合ったものをダウンロードします。
👇ダウンロードしたimager.dmgを開き、ドラック&ドロップでインストール
👇インストールしたRaspberry Pi Imager.appを起動すると下記のUIが表示されるので、 “CHOOSE OS”から選択
👇 今回はUbuntuOSをインストールしていきたいと思います。”Other general purpose OS“を選択
👇 “Ubuntu”を選択
👇今回は”Ubuntu Server 20.04.2 LTS” を選択
👇 SD Cardを選択
👇 自身が挿入したSDカードを選択
👇 “WRITE”をクリックして書き込みを開始
👇書き込み中なります、5~10分ほどで完了します
👇 下記の画面になったらMicroSDへの書き込みは完了です!次にubuntuの初期設定をしていきます。
Ubuntuサーバー初期設定
次にUbuntuサーバーの初期設定まで一気に進めていきます。(※こちらの記事を参考にしました)
ラズパイの接続準備
先ほどUbuntuOSを書き込んだMicroSDをラズパイにセットします。
👇 USB3.Xポートにキーボード&マウス、HDMIポートにモニター、マイクロUSBポートに電源アダプターを接続してラズパイを起動させます。
ubuntuパスワードの変更
起動するとモニターにubuntuのパスワード変更画面が映ります。カレントパスワード(ubuntu)を入力し、新しいパスワードを設定します。
- ubuntu login: ubuntu
- Password: ubuntu
- You are required to change your password immediately (administrator enforced)
- Changing password for ubuntu.
- Current password: ubuntu
New password: <新しいパスワード>
Retype new password: <新しいパスワード>
キーボード設定
Raspberry Pi
をディスプレイに表示してコマンドで操作していく。
US配列を使用したい場合は以下の設定は不要です。
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<Command> $ sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration |
- 上記のコマンド実行
- 「Generic 105-key PC (intl.)」を選択
- 「Japanese」を選択
- 「Japanese」を選択
- 「The default for the keyboard layout」を選択
- 「No compose key」を選択で終了
デスクトップ環境の導入(GUI設定)
👇コマンドを開き、下記を実行する
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<Command> # インストール可能なパッケージの一覧を更新 $ sudo apt-get update $ sudo apt upgrade # デスクトップ環境のインストール $ sudo apt-get -y install ubuntu-desktop # インストールが終わったら再起動してGUIが起動しているか確認 $ sudo shutdown -r now # GUIが表示されずコマンド画面のままの方はxubuntuをインストール $ sudo apt install xubuntu-desktop -----ディスプレイマネージャーの選択------ 「gdm3」 と 「lightdm」 の選択画面になり、 「gdm3」 を選択 $ reboot |
👇再起動後、下記のデスクトップ が立ち上がれば完了です。
👇デスクトップの設定は上記で完結するが、サーバー版のUbuntu 20.04 LTSでさまざまなデスクトップ環境をインストールできる、「Desktopify」もついでにインストールしておこう。(インストールするメリットの詳細はこちら)
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<Command> $ git clone https://github.com/wimpysworld/desktopify.git $ cd desktopify $ sudo ./desktopify --de ubuntu # 再起動 $ sudo reboot |
マウスの動きが遅い時の改善方法
👇以下のファイルを開く
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<Command> $ sudo nano /boot/cmdline.txt |
👇ファイルの最下部に以下を追記して保存
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$ usbhid.mousepoll=0 |
そして再起動したら完了です。
タイムゾーンの設定
デスクトップ に表示されるタイムゾーンがデフォルトで東京ではないので設定しておこう。
👇デスクトップ で右クリックし”Settings”を開き、”Date&Time”を選択し、”Time Zone”をクリック
👇 “日本“をクリックし選択する
WiーFi設定
👇 “Select Network“からご自身のWi-Fiへの接続を設定すればOK
日本語入力設定
👇まずは右上のアイコンから、”Settings”をクリック
👇 ”Region & Language”から”Manage Insatalled Language”をクリックすると、”Applying changes”が起動し初期インストールが開始されます。
👇”Language Support”の”Keyboad input method system”を”fcitx” に変更し、PCを再起動します。
👇再起動後、キーボードのアイコンが出現するので、”Configure”をクリックし設定をしていく。
👇”Keyboad – Japanese”を下のマイナスアイコンから削除することで、Mozcメソッドを適用させます。
以上で、日本語入力が出来るようになったと思います。
プログラミングの環境構築(Python)
Visual Studio Code(IDE)のインストール
プログラミングコードの編集ソフトであるVScode(Visual Studio Code)にはARM版も公開されているので,Raspberry Pi上でインストールして動かしてみましょう!
👇インストールは下記ページからARM 64
の.debファイルをダウンロードしてインストールします.
https://code.visualstudio.com/download
👇 保存されたDownloadsディレクトリに移動し、dpkg(deb package)コマンドでインストールしていきます⚠️インストールするファイルは、ご自身がダウンロードしたファイル名に変更を忘れずに!
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<Command> $ cd Downloads $ sudo apt install libxss1 # インストールするファイルは、ご自身がダウンロードしたファイル名に変更 $ sudo dpkg -i code_1.52.1-1608136325_arm64.deb |
👇ApplicartionにインストールされていればOKです。
pythonの環境構築
ホストPCに仮想環境を立てて構築
ホストPC(ラズパイ)に仮想環境を作り、その中でパッケージやライブラリをインストールしていく方法になります。
特に難しいことはなく、下記のコマンドを順に入力していけば問題なく環境構築できます✌️
やり方はこちらにも書いてあったので一応貼っておきます
▶️https://peislab.com/programming/python/install_py37/
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# pythonの仮想環境の構築に使うライブラリのインストール $ sudo apt install python-pip $ sudo apt install python3.8-venv# ubuntu以外は$ pip3 installl pyenv # Desktopに"python_env"というフォルダを作成し、そのディレクトリに移動 $ mkdir ~/Desktop/python_env && cd ~/Desktop/python_env # ディレクトリ内に"_venv"という名前で仮想環境を作成 $ python -m venv _venv # 仮想環境有効化 $ source _venv/bin/activate # パッケージの追加(pipコマンドを有効化する) (_venv) ~/Desktop/python_env.venv$ sudo pip3 install -U pip =====好きなライブラリをインストールして使用していく======= |
Docker上で環境構築
Dockerを使い、自分で環境構築することもできます!(このやり方を筆者は一番勧めています。)
しかし、これはDockerの使い方を学ぶ必要がある方法なので初学者には少し難易度が高い内容になります。
まずは上記の仮想環境を立てて環境構築するやり方で学び、余裕が出来てきたらPythonの勉強と並行してDockerを勉強するのがいいと思います。
Dockerの勉強法ですが、筆者がめっちゃオススメしているやり方があるので、こちら👇を参考にしてみて下さいね🙆♂️
今回は、”ラズパイ(Raspberry Pi )をセットアップしていく”というタイトルで、かなり体系的に、そして詳しく解説しました。
この記事をきっかけにラズパイを触って勉強してみたい!って思える人が一人でもいたらとても嬉しいです😊
分からないところ、うまくセットアップできない。。等ありましたら、下記の公式LINEまで連絡もらえたら喜んでアドバイスしますので、気軽に連絡下さいね!
今回はこの辺で、バイバイ👋
ラズパイの勉強するなら、まずはこの記事見とけば間違いないよ○